股関節捻挫
捻挫といっても突発的に捻ったものもあれば実は繰り返し軽微な捻りが加わり痛める場合もあります。そしてそもそも先天的な要素があり痛みが出てくる方もいらっしゃいます。突発的な捻挫でいえば高い所から飛び降りて強い衝撃を受けたり、股関節を強く捻ったりした場合に痛めます。繰り返しの動作などでいえば、階段を駆け下りたり走る事で痛める方がいらっしゃいます。もちろんスポーツで特有の動作で痛める方もいらっしゃいます。突発的な捻挫でなければなぜ痛めたのかわからなかったりもします。股関節の捻挫は軟骨や靭帯を痛めるのがスタンダードですが股関節には関節唇というものがあり、この部分を損傷すると、関節が不安定になり可動域も悪くなり結果、症状として痛みが生じます。
股関節は脚の付け根にある関節で骨盤に最も近い関節です。ですから骨盤の状態に大きく影響されます。股関節の処置としてはアイシング、骨盤と股関節の矯正、テーピングにより股関節の動きを矯正していきます。股関節は柔軟性と強度が比例する場所です。痛みがあるうちは痛い動作は避けた方がいいですが痛みがなくなれば徐々にストレッチなどで股関節を柔らかくしていく事が予防になります。股関節周りを柔らかくする事は若さの秘訣でもあるのでアンチエイジングとしてもいいかもしれませんね。